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低金利&利便性で選べる!「きらやか銀行」の2つのカードローン

日本には沢山の銀行があります。

誰もが知っているような名前の銀行をはじめ、その土地に住んでいる人しか名前を知らないような銀行まで、その規模は様々です。

どちらかと言えば規模が小さいといえるそれぞれの土地に密着して営業している「地方銀行」ですが、地方銀行には全国ネットの銀行に比べて、個性的な商品が多いのはご存知でしょうか。

今回ご紹介します「きらやか銀行」もそのひとつ。

「Webカードローン」と「Do it 500」という、魅力が違う2つの商品について、詳しくご紹介していきます。

「きらやか銀行」ってどこの銀行?特徴は?

カードローン商品をご紹介する前に、まずはここから!

「きらやか銀行」についてご紹介します。地方銀行ですので、やはりその名前に聞き覚えがない方のほうが多いのではないでしょうか。

「きらやか銀行」は山形県を中心とした地方銀行

「きらやか銀行」は、山形県を中心として

  • 秋田県
  • 宮城県
  • 福島県
  • 新潟県

の主要都市に加え、関東地区に合計72店舗を展開しています。

山形県が中心ですからやはり東北地方に店舗が多く、北陸の一部にも店舗がある…といった感じですね。

それだけでなく、営業地区に該当しない方や店舗が近くにない方を対象とした「ネットきらやかさくらんぼ支店」という、いわゆるインターネット支店も用意されています。

ATMは全部で141箇所設置!普段使いにも困らない

実際に銀行を利用する上で大事なのは店舗もそうですが「ATM」ですよね。

特にカードローンの場合、利用できるATMが多いか少ないかで利便性が大きく変わってしまうため、選ぶポイントのひとつにしている方も少なくないでしょう。

その点についても問題なく、きらやか銀行のATMは全部で141箇所!山形県内ではスーパーだけでなく病院にも設置されているため、急な出費にも十分に対応できるといえるのではないでしょうか。

カードローンは2種類。それぞれ特徴あり!

そんな「きらやか銀行」で提供しているカードローン商品は

  • Webカードローン
  • Do it 500

の2種類です。

この2つの商品はそれぞれ違った特徴を持っており、口座の有無や適用金利など自分のニーズに合わせて適したものが選べる、と言えるでしょう。

次のトピックから、早速この2つの商品を詳しくご紹介していきます。

低金利で利用したいならこちら!「Webカードローン」

「どうせカードローンを利用するのなら、絶対に低金利の商品がいい!」と思っている方であれば、絶対に選ぶべきはこちらの商品、「Webカードローン」です。

こちらの商品の特徴は

  • 大手に比べても低金利で利用可能
  • さらに金利優遇あり!
  • 来店不要で契約まで可能

と、かなり魅力的な印象ですよね。

一体どのような内容となっているのか、早速みていきましょう。

【関連記事】

電話一切なしのカードローン!?SMBCモビットの「Web完結」

気になる利用条件。預金口座は必須!

まず最初は、気になる利用条件からです。

「Webカードローン」を申し込むために必要な条件は

  • きらやか銀行に普通預金口座(総合口座)がある方
  • 契約時の年齢が満20歳以上満62歳未満の方
  • 勤続6ヶ月以上の方
  • 前年度の年収が90万円以上の方
  • 保証会社の保証を受けられる方

となっています。

一般的な銀行カードローンに比べると、対象となる年齢が満62歳までと少々若めになっていますし、勤続年数や前年度の年収など、特別「厳しい」といえるほどのものではありませんが、条件にしっかりと組み込まれています。

また、きらやか銀行に限らず多くの銀行カードローンの利用条件である「その金融機関の預金口座の保有」が条件としてしっかり入っていますね。

とはいえ、繰り返しになりますが決して厳しい条件といえるものではありません。難なくクリアできる方のほうが多いでしょう。

金利は固定。11.0%という低金利!

条件をチェックしたら、やはり次は金利ですよね。

「Webカードローン」は利用限度額にかかわらず、固定金利となっています。

利用限度額 金利
・10万円
・30万円
・50万円
・100万円
・200万円
11.0%

金利は11.0%とその低さに思わず注目してしまいますね。

大手消費者金融では18.0%、大手銀行カードローンでも14%~ですから、利用限度額が10万円でも11.0%で借りられるこちらの商品はかなりの低金利と言えます。

「でも、200万円借りたときも11.0%なんでしょ?」という疑問にお答えしますと、確かにそれで間違いありません。

しかし金利優遇もありますので、うまく利用すればさらに低い金利で利用できます。

今回は比較対象として、大手銀行カードローンの中でも金利が低めの「みずほ銀行カードローン」と金利を比較してみましょう。

みずほ銀行カードローンは、利用限度額に応じて以下のように金利が決まっています。

10万円以上100万円未満 14.0%
100万円以上200万円未満 12.0%
200万円以上300万円未満 9.0%

見比べればわかります通り、11.0%を下回るのはみずほ銀行であっても200万円以上でやっと適用される数字です。

しかもこちらの商品であれば、さらに金利優遇も得られると考えると…やはり低金利と言えそうですね。もちろん、200万円より低い限度額の場合は一目瞭然です。

取引状況に応じて金利優遇も。最高で2%優遇される

気になる方も多いであろう金利優遇ですが、最高で「2.0%」となります。つまり、最高で「9.0%」で借りられるというわけですね。

仮に利用限度額200万円で審査に通り、2.0%優遇された場合、みずほ銀行と同じ条件でお金を借りられることになります。

とはいえ、利用限度額が低ければ低いほどお得感がありますね。

具体的な金利優遇の適用条件となる「取引状況」は以下の7項目です。

  • 給与振込・年金振込の口座にきらやか銀行の口座を指定している
  • 財形預金の取引がある
  • 1種類以上の公共料金の自動振込をきらやか銀行で利用している
  • きらやかUCカード、またはきらやかJCBカードを保有している
  • 個人ローンの取引がある(カードローンを除く)
  • 定期預金の取引がある
  • 住宅ローンの取引がある

上記のうち2項目以下に該当していれば金利1.0%、3項目以上で2.0%の引き下げになります。

注目したいのは前半の「2項目以下」という部分。2項目なければダメ、というわけではなく、1項目該当しているだけでも1.0%の引き下げがある…というのは、なかなか他のカードローンでもありません。

もちろん1項目でも金利の引き下げがあるカードローンはありますが、0.2%や0.3%という数字で、1%という大きな数字が引き下げられることはそうそうないんです。

項目としてもクリアしやすいものが多く、決して「ムリ!」と諦めるような内容ではありません。

住宅ローンは難しいですが、定期預金を利用したり給与振込の口座に指定するなど、自分のできる範囲で行い、金利優遇を受けたいところですね。

自動融資機能もあり!返済額も少なめ設定

借り入れに関しては、ATMからの借り入れの他に「自動融資機能」による借り入れも可能です。

自動融資機能とは、

  • 公共料金
  • 税金
  • クレジットカードの支払い
  • 保険料
  • 授業料
  • 家賃

といった、口座からの引き落としが行われた際、引き落とし額よりもきらやか銀行の普通預金口座の残高が少なかった場合、不足分を自動でカードローンから融資するという機能です。

もちろん利用限度額を超えた額は自動融資されませんが、引き落としが失敗すると色々と面倒ですから「ついうっかり口座の残高を確認するのを忘れた」という時に強い味方になってくれる機能と言えます。

返済については口座からの引き落としによって、毎月10日(休日の場合は翌営業日)に行われます。

返済額は利用限度額に準じており、利用残高ではありません。例えば限度額が10万円の場合、1万円借りていても10万円借りていても毎月の返済額は3,000円になります。

利用限度額 毎月返済額
10万円 3,000円
30万円 5,000円
50万円 10,000円
100万円 20,000円
200万円 30,000円

また、この毎月の返済の他に「随時返済」として、きらやか銀行をはじめとしたセブン銀行、その他提携ATMから好きな金額を返済することが可能です。

ただし、随時返済をしたからといって毎月の返済がなくなるわけではないのでご注意くださいね。

申し込みはインターネットで可能。契約は郵送なので注意

申し込みはインターネット、あるいは電話(9:00~19:00まで受付、土日祝日はお休み)にて受け付けています。

審査はきらやか銀行、及び保証会社である「きらやかカード株式会社」が行いますが、この商品はなんとリトライサービスがあるんです!

リトライサービスとは、1つの保証会社の保証が受けられなくても、別の保証会社が審査をし、そこで可決すれば「Webカードローン」を利用できる…というもの。

今回の商品では「きらやかカード株式会社」の審査に否決してしまっても、リトライサービスで保証を担当している「株式会社オリエントコーポレーション」あるいは「SMBCコンシューマーファイナンス」のどちらかの審査に可決すれば利用が可能となります。

契約は基本、郵送で行われます。

契約に必要な書類が自宅に送られてきますので、必要事項を記入し、必要書類を添付して返送します。

その後、きらやか銀行側でカードローン口座を開設し、契約手続きが完了後、ローンカード及びカードローン口座の通帳をそれぞれ別々に送付し、手元に届けば利用が可能(開始)となります。

契約はネット上で行うことができませんので、利用できるまでは1~2週間程度見ておくべきでしょう。

注意すべきは、先程説明しました「リトライサービス」で可決した場合、契約は郵送ではなく来店が必要となってしまう点です。

絶対に来店しない!できない!という方はご注意ください。

また、契約時に必要となる書類は以下の通りです。本人確認書類、所得確認書類どちらもいずれか一点を用意しておいてください。

本人確認書類 ・運転免許証
・健康保険証
所得確認書類 ・源泉徴収票
・住民税決定通知書
・所得証明書 など

カジュアルに使うならこちらもおすすめ「Do it 500」

きらやか銀行のもうひとつのカードローンが「Do it 500」です。

Webカードローンと違い金利の優遇などはないですが、その分利用条件などもシンプルですし、以下のように口座も不要と気軽に利用しやすい商品といえます。

  • 来店・口座開設必要なし
  • Webカードローンよりも条件がシンプル

利用条件はシンプルながら、現在は地域限定

利用条件はこちら。内容としては大手銀行カードローンとそう変わりません。

…が、残念ながら現在は利用できる方の地域が山形県と宮城県に限定されています。

  • 山形県と宮城県に居住する個人の方
  • 契約時の年齢が満20歳以上65歳未満の方
  • 安定した収入のある方
  • 保証会社の保証が受けられる方

それ以外は年収や勤続年数などの条件がないため、地域の部分さえクリアできればそう難しくはないでしょう。

500万円まで借り入れ可能。金利も一般的

金利と利用限度額はこちらです。500万円まで借り入れ可能で、金利は4.8%~14.6%と一般的な銀行カードローンと同等、といったところでしょう。

契約した限度額に応じて金利が変わる仕組みとなっています。

利用限度額 借入利率
10万円以上90万円以下 14.6%
100万円以上~190万円以下 12.0%
200万円以上~290万円以下 9.0%
300万円以上~390万円以下 8.0%
400万円以上~490万円以下 7.5%
500万円 4.8%

借り入れ・返済はどちらもATMで

この商品は銀行口座を開設せずに利用することができるため、借り入れ・返済どちらも全て「ATM」で行う形になります。

借り入れについてはきらやか銀行のATMをはじめ、全国の提携金融機関のATM、セブン銀行、ゆうちょ銀行のATM(CD)で行えます。

返済は毎月「15日(休日の場合は翌営業日)」と定められており、返済に利用できるATMはきらやか銀行、山形銀行、セブン銀行、ゆうちょ銀行のATMとなっています。

借り入れ可能なATMと違い、返済が行えるATMは少々限定されていますのでご注意くださいね。

毎月の返済額は以下のように、前月末日時点での借入残高によって変わります。

例えばこれまでの借入残高が40万円だったとして、10月28日に15万円借りた場合、11月15日までに2万円を返済しなければなりませんが、11月1日に15万円を借りた場合、返済額は1万円となります。

前月末日借入残高 約定返済額
1万円未満 前月末日時点の借入残高
(千円単位)
1万円超~50万円以下 10,000円
50万円超~100万円以下 20,000円
100万円超~200万円以下 30,000円
200万円超~300万円以下 40,000円
300万円超~400万円以下 50,000円
400万円超~500万円以下 60,000円

申し込み手段は豊富。インターネットがラクでおすすめ

申し込みはインターネットをはじめ、電話や郵送、FAXにも対応していますが、ホームページからであれば簡単に申し込めるので、インターネットからの申し込みがおすすめです。

必要となる書類は以下の通りです。所得確認書類は限度額が60万円以上の場合必要となります。

本人確認書類 ・運転免許証
・健康保険証
・パスポート など
所得確認書類 ・源泉徴収票
・住民税決定通知書
・所得証明書
・給与明細書
・納税証明書
・確定申告書 など

申し込み内容にかかわらず、審査可決後の契約手続きは郵送で行われます。Webカードローンと同様、利用できるまでに1~2週間程度はかかると思っておいたほうがよさそうですね。

それぞれ違う特徴の2つの商品。自分に合わせて選ぼう

きらやか銀行の2つのカードローン商品は、それぞれに違う特徴を持っています。

金利が低く優遇を受けられるけれども、条件が厳しめで口座の開設が必要な「Webカードローン」、金利などは一般的な銀行カードローンと同じくらいではあるものの、口座の開設が不要で気軽に利用しやすい「Do it 500」。

どちらもそれぞれのメリット、デメリットがありますので絶対にこちらがいいといえるものではありません。

自分のお金の借り方に合う商品はどちらか?など、「実際使ったときに使いやすそうな方の商品」を選ぶようにすると後悔が少ないのでオススメです。

金利優遇条件に3つ以上合致しているからWebカードローン、といった選び方もいいかもしれませんね。

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