即日でお金を借りるなら、午前中に申込んでおきたい理由3つと対応策
お金が急に足りなくなった時にとっても助かるのが「カードローン」の「即日融資」です。
申し込んだ日にお金を借りることが出来るので、急な出費や引き落としに間に合わない!という時に助けられた方も多いのではないでしょうか?
そんな便利な即日融資ですが、もしその日のうちにお金を借りたいと思うのであれば「その日の午前中には申し込んでおいたほうがいい」んです。
「お金が必要になるタイミングなんてわからないから、午前中に申し込めるかわからないよ!」という声も聞こえてきそうですが、きちんとそれには理由があるんです。
どうして午前中に申し込んだ方がいいのか、その他スムーズに即日融資を受けるためのポイントなどを解説します。
理由1:午後からだと即日融資に間に合わない可能性が高い!
最初は「これが最大の理由」と言えるものです。
それは「午後に申し込んでも即日融資を受けられない可能性が高いから」なんです。
なぜ午後に申し込んでも即日融資を受けられない可能性が高いのか、その理由を詳しく解説していきましょう。
融資が受けられるのは契約完了のタイミング!営業時間の関係もある
インターネットであれば24時間365日審査は受け付けていますが、それは24時間365日審査をしているのとイコールではありません。
審査はあくまで営業時間内にしか行われず、その時間は会社にもよりますがだいたい21時くらいまでになります。
当然ながら21時に申し込んでも営業時間が終了してしまうので、審査の結果が出るのは翌日になりますし、20時に申し込んだとしても「営業時間内に申し込んだから必ずその日のうちにお金を借りられる」わけではありません。
基本的に即日融資を受けられるタイミングは「審査が完了し、さらに契約内容を確認後契約手続きを行った後」です。
そのため、審査自体は30分で終わったとしても契約手続きを行わない限り、いつまでもお金を借りることは出来ないんですね。
よって、できるだけ早く申し込みをしておく方が契約手続きが完了する時間も早くなり、即日融資を受けやすいというわけです。
振込で融資をしてもらう場合、タイムリミットは意外に早い!
即日融資を受ける方法によっても大きく変わります。
メジャーなのは「振込による融資」でしょう。
カードを発行してもらうためには店頭あるいは自動契約機で契約しカードを発行してもらわなければならず、来店せずに契約をした場合、主な借入方法は振込となってしまうからです。
しかし振込融資は意外にもタイムリミットが早いんです!
それぞれ時間は違いますが、メジャーなカードローンの振込による即日融資のタイムリミットをまとめたものがこちらです。
名称 | タイムリミット |
---|---|
アイフル | 平日14時10分までに 振込手続き完了 |
アコム | ゆうちょ銀行:平日14時まで その他銀行・信用金庫:平日14時30分まで 楽天銀行:基本24時間 |
ノーローン | 12時30分までに手続完了 (楽天銀行宛の場合、 平日17時までに手続完了 |
プロミス | 平日14時までに契約内容を確認 |
SMBCモビット | 平日14時50分までに手続き完了 |
レイクALSA | 14時までに本人確認書類の提出が必要 |
いかがでしょうか。
だいたいのカードローンは15時には振込による即日融資を受けられず、夜でも振込で即日融資を受けたいのであれば「アコム」で楽天銀行口座あてに振り込んでもらうしかないんです。
来店せずにその日のうちにお金を借りるのであれば、午前中には申し込んでおかないとお金を借りられるかわからない…という裏付けになるデータだと言えるでしょう。
自動契約機を利用する場合はもっと遅くても問題なし
振込ではなく、来店あるいは自動契約機でカードを発行してもらうのであれば、タイムリミットはもう少し後ろにのびます。
こちらもメジャーなカードローンの自動契約機・契約コーナー(ATMではありません)の営業時間をまとめました。
地域によっては営業時間がもっと短い場合もあります(この表は東京都の新宿区や渋谷区に設置された自動契約機の営業時間の情報を参照して作成しました)。
名称 | 営業時間 |
---|---|
アイフル | 8:00~22:00 |
アコム | 8:00~22:00 |
ノーローン | 8:45~21:00 ※第3日曜は19:00まで |
プロミス | 9:00~22:00 ※三井住友銀行契約コーナーは9:00~21:00 |
SMBCモビット | 8:00~21:00 ※三井住友銀行契約コーナーは9:00~21:00 |
レイクALSA | 平日・土曜8:00~24:00(23:00も多い) 日曜・休日8:00~22:00 ※毎月第3日曜日は8:00~20:00 |
申し込むのが遅くなった場合、審査に時間がかかった場合は自動契約機でカードを発行する方法をとれば、即日融資を受けられる可能性はぐっと高くなることがおわかりいただけるかと思います。
振込での融資を目指し、それがダメだったらカードを発行してその日のうちにお金を借りられるようにするといった二段構えで考えておくのがベターですね。
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様々な方法で即日融資OK!プロミスでその日のうちに借りるには?
理由2:審査が最短の時間で終わるかわからない!
午前中に申し込んでおくべき2つ目の理由、それは「審査時間」です。
先程も少し触れましたが、お金を借りられるタイミングというのは審査が終わり、さらに契約が完了した時です。
審査完了後から契約までの時間は自分で調整することが可能ですが、審査時間は調整することが出来ません。
だからこそ、審査時間ができるだけ短くなるように気を配りたい部分と言えるでしょう。
申込件数が多い場合、審査完了までに時間がかかってしまう
審査は営業時間内で順番に行われていきます。
そのため、午後に申し込んだ場合、午前中に申し込んだ人の審査が終わってはじめて審査が行われるといっても過言ではありません。
「最短30分で審査完了」なカードローンも多いですが、あくまで「最短」の話であり、申し込んでから必ず30分で審査が完了するわけではなく、あくまで「審査に入ってから最短30分で結果が出る」というだけのことです。
なのでクリスマスやお盆といった誰もがお金を必要とする繁忙期の場合、午後に申し込んだらどんどんと審査のタイミングが後ろにずれこみ、その日のうちに審査が行えない…なんて可能性もあります。
もちろん午後に申し込んで30分で審査が完了し、すぐにお金を借りることも可能ではありますが、できるだけ早くお金を借りたいのであればまさに「善は急げ」ということわざ通り、早く行動に移したほうがいいというわけです。
会社の営業時間内に在籍確認の連絡がくる点もスムーズになる
また、カードローンの審査において避けられないもののひとつが「在籍確認(勤務先に個人名で電話をかけ、申込者がその会社に勤めているか確認すること)」です。
在籍確認をすることによって、申込み時の勤務先情報が間違っていないかをチェックすることが出来ます。逆に言えば在籍確認が出来なければ審査に否決してしまいます。
それくらい重要な在籍確認ですから、午前中に申し込んでおくことでオフィスに人が多い時に在籍確認の電話を受けられる可能性が高いです。
遅い時間ですと全員が退社してしまったり、残業中の人しかおらず電話にも出られない…なんてことがあるかもしれません。
審査をスムーズに進めるためにも、できるだけ時間の余裕は持っておいた方が即日融資を受ける上で重要と言えるポイントです。
理由3:提出書類にモタついてしまう可能性がある!
3つ目の理由は「提出書類」です。
現在即日融資が可能なカードローンは消費者金融なのですが(自主規制のため銀行カードローンは即日融資が不可能になっています)、消費者金融でお金を借りる際に必要な書類は
- 本人確認書類
- 収入証明書類
の2種類と思っておけば問題ありません。
本人確認書類は必須だが、収入証明書類は場合によって必要になる
本人確認書類、具体的に言えば運転免許証や保険証、パスポートといった書類はお金を借りる上で必ず提出しなければなりません。
しかしその分提出に困るようなものではないと言えるでしょう。
運転免許証は取得されていない方もいるかもしれませんが、保険証であれば持っている方は多いかと思います。
対して、収入証明書類は自身の収入(年収)を証明するための書類で、
- 源泉徴収票
- 確定申告書
- 納税通知書
といったものを提出する必要があります。
収入証明書類は基本的に
- 現在借入を希望しているところに対して、50万円を超える額を借り入れたい場合
- すでに借りているお金と、これから借りたいところに対しての希望額の合計が100万円を超える場合
のいずれかに該当する場合は必ず提出しなければなりません。
少々ややこしいかもしれませんので例を出しますと、
他に借り入れがなくて、アコムで60万円借りたい人は1つ目の条件に該当しますし、アコムで20万円借りたいと思っているけれど、すでにアイフルとプロミスでそれぞれ50万円借りている人は2つ目の条件に該当するというわけです。
希望額が大きいと収入証明書類を提出しなければならないので手間
ここでピンときた方もいるかもしれませんが、即日融資を受けたいのであれば、できるだけ希望額は少ない方がいいでしょう。
なぜなら、収入証明書類を提出しなければならないというのは、存外手間がかかることだからです。
本人確認書類のみなら持っている運転免許証をスマホで撮影してメールなどで送るだけでOKですが、源泉徴収票や確定申告書を出先まで持ってきているような人はそういません。
自宅に戻って探して…となると非常に時間がかかってしまいます。
どうしても私は60万円借りたいんだ!という確固たる意志があればまた話は別ですが、とりあえず即日融資を受けたいという方は限度額は少なめにするほうがいいでしょう。
借入希望額が少なくても収入証明書類の提出を求められることも
「じゃあ別に希望する限度額を低くすれば問題ないから、それって午前中に申し込むのとそう大きな関係はないんじゃないの?」と思われる方もいるでしょう。
確かにそうなのですが、実は収入証明書類を提出しなければならないのは一定以上の借入額がある時や、一定以上の額を希望する時だけではありません。
「申し込んだカードローン会社が必要だと思ったときは収入証明書類の提出を求めることがある」んです。
例えば自営業や個人事業主の方の場合、会社に勤めている方に比べると月収・年収が安定しないことがあります。
そのため「本当にお金を貸しても大丈夫かどうか」をチェックしたいので、借り入れ金額が50万円を超えていなくても収入証明書類の提出を求めることがあるというわけです。
なので「希望額も少ないから本人確認書類だけでいいだろう」と思っていても「収入証明書類を提出してください」ともし言われてしまった時に、時間に余裕があったほうが即日融資を受けられる可能性がぐっと上がります。
収入証明書類に限らず、手続きの中で思わぬアクシデントが生まれてしまうこともあります。
それに余裕を持って対応出来るという意味でも、午前中のうちに申し込んでおいたほうがお得と言えるんです。
選び方のポイント:スマホアプリ対応のところを狙おう!
ここまで、午前中に申し込んだほうがいい理由3つを解説してきました。
改めてまとめますと、
- ネット完結で利用できる借り入れ方法「振込」は利用できる時間が15時より前であることが基本なため
- 審査の時間が必ず最短で終わるとは限らないため
- 提出書類でモタついてしまう可能性があるため
という理由でした。
特に最初の理由である振込融資のタイムリミットというのは非常に重要で、それ以降にお金を借りようと思うとカードを発行しに店頭か自動契約機に行かないと即日融資を受けることが出来ない…というのがネックでもありました。
しかし、この1つ目の理由を覆すような「便利な方法」があります。
それが「スマホATM取引」(各社で呼び方が違うことがあります)です。
スマホATM取引による借り入れとは?
各社が提供しているスマートフォン用のアプリをインストールしておけば、カードがなくてもセブン銀行ATMで借り入れ及び返済が出来るシステムです。
これまではカードがない場合振込でしか融資を受けることが叶いませんでしたが、スマホアプリがあればカードがなくてもセブン銀行ATMさえあれば現金を直接借りる(あるいは返済する)ことが可能になりました。
これは即日融資という点でも非常にありがたいことです。
なぜなら、理由1のトピックで見ていただいた表のように、カードレスでお金を借りるには時間の制限がありました。
しかしスマホアプリを導入することで、振込融資を使わずにセブンイレブンに行けば現金を借りることが出来るので、タイムリミットが非常に伸びた…と言えるからです。
セブン銀行は設置されている場所にもよりますが、メンテナンス時間をのぞけば基本24時間365日稼働。なので、もし夜に審査結果が出たとしてもアプリさえ入れておけばすぐにお金を借りることが出来るんです!
アプリでも借り入れ・返済もとっても簡単
「スマホアプリで借り入れが出来るのはわかったけど、やり方が複雑だったらきちんと出来るか心配」という方もいるでしょう。
しかしその心配は杞憂!非常に簡単な方法でお金を借りることが出来ます。
とはいえ単純にカードを挿入してお金を借りるのに比べると多少手順が多いかな?と思える部分はありますので、ここで借り入れ方法をご紹介したいと思います。
1:アプリにログインする | 各社から提供されている アプリにログインします。 (この時点で審査に可決し、 契約が完了している必要があります) |
---|---|
2:「スマホATM取引」を選択する | アプリによって名称が違うかもしれませんが 「スマホATM」が入っている名称の ボタンを選択してください。 |
3:「ご出金」を選択 | 「融資」や「借り入れ」といった名称の こともあります。 返済の場合は「ご入金」「返済」など。 |
4:セブン銀行ATMにて 「スマートフォンの取引」を選択 |
セブン銀行ATMで操作を行ってください。 |
5:セブン銀行ATMの画面に QRコードが表示される |
これをスマホアプリで読み取ります。 |
6:スマホに表示された企業番号を ATMに入力する |
借り先によって企業番号が違います。 また、ワンタイムパスワードが 表示される企業もあるので、その際は ワンタイムパスワードも入力しましょう。 |
7:暗証番号を入力する | ご自身の暗証番号を入力します。 |
8:取引金額を入力する | 借りたい金額を入力します。 |
手順は8つもありますので「大変そうだな…」と思った方もいるかもしれませんが、手順としては
「スマホで入金か出金かを選択する」→「セブン銀行ATMに表示されたQRを(アプリで)読み込む」→「スマホ画面に表示された企業番号を入力する」という3つですし、そこまでいけばあとはATM画面に従っていれば困ることはないはずです。
スマホATM取引に対応したアプリを提供しているところは?
スマホATM取引が魅力的であることは、ここまで目を通していただいた方であれば納得出来るかと思います。
時間に関係なく、カードレスで直接現金を借り入れることが出来るというのはこれまでのカードローンの常識を覆すといってもいいかもしれません。
しかし残念ながら、全てのカードローンがこのスマホATM取引に対応しているわけではありません。
より確実に即日融資を受けたい!と思うのであれば、スマホATM取引に対応している会社を選ぶべきでしょう。
現在わかる範囲で、スマホATM取引及び即日融資に対応しているカードローン会社はこちらです。
アイフル | アプリ上から新規申し込みも可能 |
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SMBCモビット | アプリ上での書類送信が可能 (新規申し込みは不可) |
プロミス | アプリ上から新規申し込みも可能 最短1時間融資とホームページに記載 |
レイクALSA | アプリ名は「eーアルサ」 アプリ上から新規申し込みも可能 21時(日曜であれば18時)までの契約手続完了 (審査・必要書類の確認含む)で当日借り入れ可能と ホームページに記載あり |
この4つのいずれかに申し込むことで、15時を過ぎてしまってもセブン銀行ATMで即日融資を受けることが可能です。
上手にアプリを活用して、即日融資の幅を広げましょう!
基本は午前中の申し込みがベスト。ダメならアプリの利用を意識して
今回本文中で何度も書いていますが、お金を借りることが出来るのは「審査が終わり、契約も完了したタイミング」です。
なのでいくら審査が早くても契約が完了出来なければお金を借りることは出来ませんし、必要書類を提出しないと審査が終わりません。
また、別途書類を求められるなど、審査が長引く可能性も考えると、即日融資を受けたいのであれば午前中のうちに申し込みを済ませておくことが基本となるでしょう。
ただ、お金が必要になるタイミングは千差万別ですので、必ず午前中に申し込めるわけではありません。
そんなときは時間が遅くなってもお金を借りられる可能性が高くなる「スマホATM取引」に対応したカードローンを選ぶようにしましょう。
そうすることで振込融資のタイムリミットを過ぎてしまっても、セブン銀行ATMにさえ行ければお金を借りることが出来るからです。
昔に比べると即日融資が可能な時間の範囲は広がっていると言えますが、100%即日融資が可能というわけにはいきません。
少しでもその確率を上げられるよう、自身で気をつけられるところはきっちりとカバーしていきたいですね。