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「リボ払いはやばい」と言われるのはなぜ?返済の仕組みと対処法

カードローンだけでなく、クレジットカードの支払いにも利用することができる「リボ払い」。

クレジットカードを使った際の請求で「リボ払いに変更できます」といった案内をもらったことがある方も多いのではないでしょうか?

しかしこのリボ払い、便利そうに見えますが実は「ヤバい」と言われることも多いんです。

どうしてリボ払いはやばいと言われてしまうのか、その理由を徹底解説!

リボ払いばかりしていることによって最終的にどうなる危険性があるのか、うまくリボ払いを利用するためのポイントなど、知らないあいだに「やばい」状況にならないための知識をつけておきましょう!

まずは基本!「リボ払い」について学ぼう

リボ払いはどうして「やばい」ことになるのか…その理由を知る前に、まずはリボ払いとはどういった返済・支払い方法なのかを知ることが大切です。

リボ払いは基本クレジットカードのイメージが強いですが、最近はカードローンの返済方法としても採用されていることが多く、返済方式として「リボルビング方式」と記載されていることが多いでしょう。

リボ払いはクレジットカード・カードローンのメジャーな返済方式

繰り返しのようになってしまいますが、「リボ払い」はクレジットカードの返済方式のひとつとして挙げられます。

  • 一括払い
  • 分割払い
  • リボ払い

のように3種類の返済方式から選べるカードもありますが、中にはリボ払いにしか対応していないクレジットカードもあります。

また、カードローンの返済方式として今現在メジャーな方法であり、以下のように大手カードローンではほぼ採用されているといっても過言ではありません。

プロミス 残高スライド元利定額返済方式
アコム 定率リボルビング方式
SMBCモビット 借入後残高スライド元利定額返済方式
みずほ銀行 残高スライド方式
楽天銀行 残高スライドリボルビング返済方式D
イオン銀行 残高スライド方式

「リボルビング」という名前が入っていない返済方式の方が多いですが、これらはすべてリボ払いです。

だいたいの場合「借入残高に応じて返済額が変動する」リボ払い方式を取っていると思っていただければいいでしょう。

もちろん中には借入残高にかかわらず毎月○万円を返済する、という形もあります。

リボ払いの基本は「毎月の支払い(返済)額が一定」

リボ払いの特徴といえるのは、「毎月の支払い額が(基本)利用金額にかかわらず一定である」という点です。

例えばクレジットカードで5万円の物を購入するとしましょう。

一括払いであれば5万円を翌月に支払うことになりますし、分割払いでは回数に応じた金額を支払うことになります。

しかしリボ払いの場合、事前に決めておいた金額…例えば5,000円と決めていたのであれば、5万円の商品を購入しても基本的に支払う金額は5,000円で問題ないんです。

さらにスゴイのは、5万円の買い物をした翌月にさらに3万円の買い物をしたとしても、リボ払いであれば支払うのは毎月5,000円だけでOK!ということです。

リボ払いにも種類あり。メジャーな2つの方式を紹介

実は、ひとくちにリボ払いと言っても種類があります。

メジャーなのは「定額方式」と「残高スライド方式」という2つの方法です。

「定額方式」は支払い残高(あるいは借入残高)の金額にかかわらず、決定された金額を毎月支払うという方法です。

先程の例を使いますと、リボ払いとして「毎月5,000円支払う」と決めた場合、その残高20万円であろうと2万円であろうと必ず毎月「5,000円」支払うといった方式です。

対して「残高スライド方式」というのは、その名前から想像できる方も多いでしょうが、残高に合わせて毎月の支払い額がスライド(変動)する支払い(返済)方法です。

多くのカードローンで利用されている方式と言えますね。

例えば残高が10万円超の時は支払額が1万円、10万円以下の時は5,000円という場合、5万円のものを購入した際の翌月の支払い額は5,000円ですが、さらに追加で10万円の物を購入した場合、翌々月の支払い額は1万円になる…といった感じです。

支払い残高が大きくなればなるほど返済額も大きくなり、残高が少なくなればなるほどそれに比例して返済額も小さくなる…というイメージです。

【関連記事】

実は残高が残ってる!?カードローン返済における端数の扱いを知ろう

リボ払いが「やばい」と言われる具体的な理由とは?

リボ払いについてはおわかりいただけたでしょうか!

「買い物しても支払いが一定額でいいんなら便利そう」「毎月の負担が抑えられていいんじゃない?」と思われる方もいるかもしれません。

確かにそれらのメリットは大きいものなのですが…それで簡単にリボ払いを選択してしまうのは甘いです!

このトピックでは、なぜそんな便利であろう「リボ払い」がやばいと言われているのか、その理由をご紹介しますね。

理由1:手数料(金利)が高い!

クレジットカードで買い物をする場合、支払い方法によっては「手数料」がかかるのはご存知でしょうか。

一括払い」もしくは「2回払い」であれば支払い手数料はかかりませんが、「4回払い」「10回払い」など分割払いの場合はそれぞれ支払う額にプラスして「手数料」が加わります。

リボ払いも同様で、バッチリ毎回の支払いに手数料が加算されます。

カードローンのように「金利」として提示されていることも多いですが、その手数料(金利)はだいたい「15%~18%」!

正直カードローンと似たような金利ですので「高い」と書いてしまうとカードローンの金利も高いということになるのですが…。

一括払いや分割払いが利用できるクレジットカードにおいて、リボ払いにすることでカードローンと同じくらいの金利をプラスして支払うことになる…というのはちょっとイヤだな、という気持ちになってしまうかもしれません。

理由2:知らない間に残高が膨れ上がっていく!

リボ払いの最大のデメリットと言ってもいいのが「自分が支払うべき総額がいくらかわかりづらくなる」ことではないかと思います。

いくらクレジットカードの利用限度額内に収まるとはいえ、リボ払いですと毎月の支払い額は基本一定なため、自分が一体どれくらいお金を使っているのかが麻痺しやすくなってしまいます。

そのため知らないうちに残高が膨れ上がり、「買い物をしたのは10万円くらいだったはずなのに、支払い残高が30万円になってる!」なんてことも実際にあります。

「毎月きちんと支払っているから残高が少なくなっているはず」と思うでしょうが、リボ払いの場合は実際に利用した金額に加えて「手数料」も支払わなければなりません。

当然ですが残高が増えていくとそれにかかる手数料(金利)も高くなっていくため、返済が追いつかない…ということがあるんですね。

理由3:いつまで経っても返済が終わらない

それによって、「最近は買い物をしていないのにいつまで経っても返済が終わらない!」ということが起こります。

リボ払い、特に定額払いの場合は支払い残高が1万円でも10万円でも毎月支払う金額が一定のため、利用している残高が大きければ大きいほど返済期間もそれに伴って伸びてしまいます。

となるとかかる手数料も…となり、最終的にカードの利用停止になって初めて「ここまで残高がたまっていたの!?」と気づくことも。

一括払いや2回払いにしておけばすぐに済んだ返済も、リボ払いにすることで1年以上かかってしまうことも決して珍しくはないため、「お手軽だから」で利用していると支払い総額が恐ろしく膨らんでしまい、返済期間もかなり長くなってしまうというわけですね。

理由4:リボ払いをすることでお得になると思わせることも

カード会社のキャンペーンなどで「リボ払いで支払うとポイント○倍!」といった「リボ払いをすることでお得ですよ」と思わせてリボ払いに誘導することも少なくありません。

…というとカード会社が悪!という印象になってしまうかもしれませんが、カード会社としてはリボ払いにしてもらったほうが手数料で利益が出るため、できればリボ払いを使ってほしい気持ちがあります。

そのため、リボ払いを利用するとお得ですよ、こんな特典がつきますよといったキャンペーンを打ち出したり、恒常的に特典があるなど「お得感」を強める傾向にあるわけですね。

きちんとリボ払いを理解し使っていれば問題ありませんが、「とりあえずリボ払いの方がお得で便利そう!」という軽い気持ちで利用すると後悔してしまう可能性が高くなります。

リボ払いを使う際に気をつけたいポイントは?

リボ払い自体は毎月の支払いを抑えられるので便利であることは間違いありません。

しかし便利だからという気持ちだけで使っていると思わぬしっぺ返しを食らってしまうというのも事実です。

リスクがあるのはわかった。だけどリボ払いは便利だし使いたい!」と考えている方もいるでしょう。

このトピックでは、リボ払いを利用する際に必ずおさえておきたい、リボ払いで「やばい」事態にならないようにするためのポイントをご紹介します。

1:全部をリボ払いにしない

リボ払いは高額商品を購入する時に便利な支払い方法ではありますが、例えば1万円や2万円くらいの商品であれば一括払いや2回払いでも問題なく支払える、という方が多いでしょう。

すべてのリボ払いにしてしまうと、少額の買い物であってもすべてに手数料がかかってしまうため利息分が非常にもったいないことになってしまいます。

クレジットカードによって

  • 支払うタイミングで支払い方法を選べる(利用時選択型)
  • カードの会員ページなどで支払い方法を選択する(登録型)
  • リボ払い専用
  • 後からリボに変更可能

と、様々な形でリボ払いを利用できます。

この中で注意していただきたいのが2つ目の「登録型」と「もともとリボ払い専用」のカードです。

後者はカードを作る時点でわかりますが、前者の登録型の場合、一度支払い方法を「リボ払い」にしてしまうと、その後設定を変更するまで一括払いで購入したつもりでも自動的にリボ払いに変更されてしまいます。

自分のカードはどのタイプか確認することはもちろん、どうしてもリボ払いが必要な時以外は一括、または2回払いを選択して手数料を減らすことを意識することをおすすめしたいですね。

2:支払い残高は毎月絶対にチェックする

リボ払いをすると手数料などが加算されるため、自分の支払い残高がいくらなのか把握しづらくなります。

残高をしっかりとチェックすることで追加での支払いをするかどうか、毎月の支払額を増やすかどうかなどの目安にもなりますので、確認はマストだと言えるでしょう。

また、「知らない間にリボ払いになっていた」という場合の絵設定変更のタイミングが早くなるという意味でも、支払い残高のチェックは有効だと言えます。

3:毎月の支払額を負担にならない程度に高めにする

同じ金額をリボ払いで支払うとしても、月々の支払額を変えるだけでぐっと負担が変わります。

例えば同じ10万円でも、毎月の支払い額が変わるとどれだけの差が出るのかを見てみましょう(金利は15.0%で計算)。

毎月の支払額 支払回数 利息額
2,000円 79回 57,843円
3,000円 44回 30,139円
5,000円 24回 15,782円
8,000円 14回 9,417円

支払額が1,000円変わるだけでも、利息が大きく変わることがおわかりいただけますでしょうか。

逆に言えば支払額が少ないと、それだけ残高にかかる利息は大きくなると言い換えることが出来ます。

生活の負担になるレベルで支払額を上げろとは当然言いませんが、ある程度計画的に支払う必要があるため可能な範囲内で高めに設定したほうがいいですね。

繰り上げ返済や追加での支払いをうまく利用する

リボ払いを利用していても、毎月の支払い(返済)とは別に追加で自分の好きな金額を支払う「繰り上げ返済」や、現在の支払い残高を一括で別途支払うことができるクレジットカードもあります。

カードローンにおいても、随時返済や一括返済を利用することが可能です。

臨時収入が入った時やボーナス時期など支払いに余裕があるタイミングで追加で支払い・返済を行うのはとってもオススメです。

といいますのも、臨時での返済は直接残高に影響するため、利息額を大きく減らすことができるからです。

先程の表を見ていただいた通り、毎月の返済額が少ないと利息額も膨らみますが、普段は負担を少なくして繰り上げ返済を織り込むことによって最終的な利息額を減らすという方法もあります。

ご自身の収入の状況にもよりますが、うまく活用していきましょう。

ピンチなときだけ「後からリボ」を選択するのはアリ

普段は一括や2回払いで支払っていても、どうしてもピンチだからリボ払いにしたい…というときに「あとからリボ」などを活用するのはアリだと言えます。

お財布がピンチなときに無理して一括払いをするよりは、多少の手数料がかかってもまずはリボ払いで支払っておき、余裕が出来たら一括払いにする…という方法もあるからです。

実際、ピンチな時にリボ払いにすることで「返済できない」という状況を回避することも出来ます。

支払えないまま放置して信用情報に傷がついてしまうよりも、リボでもいいから支払いをしておくことのほうが大切です。

思ったよりも残高がある!そんな時の対処法は?

すでにリボ払いを利用していて、便利だな~と思っていたけれど残高を見てみたら…!という方も中にはいるかもしれませんね。

そんな「思ったよりも支払い残高がある」状態の時は、一体どうすればいいのでしょうか?

可能ならリボの支払い額を引き上げる

とりあえず支払い額を引き上げることが残高を減らすのに大きな効果があるのは、ここまで目を通しているならしつこいくらいに書いているのでおわかりかと思います。

なんとなくリボ払いの支払額を初期設定のままにしている、なんてことも人によってはあるでしょうから、可能な限り支払い額を上げましょう。

もちろん残高が一気に減ることはありませんが、利息の積み上がるスピードを減速させることは十分に可能です。

余裕があるなら一括支払い、あるいは追加支払いを

現在お金に余裕があるなら、毎月の支払額を引き上げるのに加えて追加の支払いを行いましょう。

ベストは一括支払いですが、利息もプラスされているため、リボ払いを続けていた期間やその間に新たな支払いをしたなど場合によっては残高が2倍以上になっていることもあります。

残高が減れば利息額も当然少なくなるので、まずは早急に残高を目減りさせることが大事!というわけです。

どうしようもない…そんな時はしかるべき場所に相談を

中には「もうこんな金額、返済出来ない…」というところまで支払い残高が膨らんでしまっている方もいるかもしれません。

そんな時は慌てず、まずはカード会社に連絡を入れましょう。

「今月来月支払えないわけではないが、このままでは残高が減らず最終的に返済ができなくなる」という旨を伝えれば、今取れる最善の支払いプランなどの相談にのってくれるはずです。

他にはもっと低金利のカードローンに借り換える方法もありますが、個人的にはこの方法はオススメしません。

いくら金利が低くなったとしても100万円が50万円に圧縮されるわけではありませんし、他の方法で解決できるならその方が簡単だからです。

もしくはこういった問題に詳しい弁護士などに相談するのもオススメです。

もうにっちもさっちもいかない!ということになれば債務整理も視野に入れる必要があるからです。

とはいえこれは最後の手段。仮に債務整理をすることになったら「ブラックリスト」となり、クレジットカードやカードローンは最長10年間利用できなくなってしまいます。

まずは自分で支払えないか考え、必要であればカード会社に相談しましょう。

その上で両親などに助けてもらう…というのもアリかもしれません。債務整理は最後の手段なので、周りに相談してからでもいいかと思います。

リボ払いはいつの間にか残高が増えているのが「やばい」!

リボ払いは毎月の負担が軽く、いくらカードで買い物などをしても支払う額が変わらないため非常に便利な支払い方法だと言えます。

しかしそのリスクも大きく、いつの間にか残高がもりもりと増えていることも珍しくない…だからこそリボ払いは「やばい」と言われるんですね。

とはいえ、リボ払いのリスクをきちんと理解した上で計画的に利用するのであれば、毎月の支払いのコントロールを自分で取ることができるとも言えます。

リボ払いに頼るのではなく、あくまで「そういった方法もある」というくらいに留め、普段は一括払いや分割払いを利用する方が最終的な負担も少なくなるのでオススメですよ。

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