au利用者なら金利優遇!借り換えもOKなじぶん銀行カードローン
たくさんの銀行や消費者金融のカードローンがあり「どれを選んでいいかわからない!」と悩む方も少なくありません。
その中でも、大きな特徴があるカードローンはインパクトがあり選ばれやすいものです。
今回ご紹介します「じぶん銀行カードローン」は、「auユーザーなら金利優遇を受けられる」「カードローンだけど借り換えとしても利用できる」といった、他にはない特徴を持ったカードローンなんです。
もちろんauユーザーでなくても、借り換えを考えていなくても利用しやすいネット銀行のカードローンであることは間違いありません。
そんな「じぶん銀行カードローン」を、特徴から利用方法まで詳しく解説していきたいと思います。
「じぶん銀行カードローン」の特徴って?
「じぶん銀行」という名前、ちょっと変わっていますよね。
「なんか怪しい!」と思われる方もいるかもしれませんが、この銀行はKDDIと三菱UFJ銀行が共同出資して作られたネット銀行です。
なので安心して利用して問題ない!と言えるでしょう。
まずはそんな「じぶん銀行」のカードローンの特徴と言える部分を簡単にですがご紹介していきたいと思います。
借り換えローンとしても利用可能
すでに複数のカードローンを利用していると、毎月複数回の返済が必要であったり、金利が高くて返済総額がかさんでしまったり…というデメリットがあります。
そこで「借り入れをひとつにまとめよう」と考えても、借り換え専用ローンであれば前提として「借り換え」があるので審査もそれに伴ったものになりますが、銀行カードローンで借り換えをしようとしても借り換え専用ではないため、審査になかなか通らない…ということもあります。
しかしじぶん銀行カードローンは借り換え目的としても利用出来るので、借り換え目的の申し込みにもそれに伴った審査をしてくれます。
当然ですが、必ず審査に可決する…というわけではありません。
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じぶん銀行をメインバンクにしなくてもOK!自動支払サービスあり
銀行カードローンは基本的に返済方法が「口座振替」となり、じぶん銀行も必ず口座を開く必要はないものの、返済方法のひとつとして挙げられています。
毎月自動で引き落としてくれるので返済忘れが防げて便利ですので、この方法を使いたい!と考える方も多いと思います。
しかしメインバンクがすでにある場合、毎月のようにじぶん銀行の口座にお金を入れておくのは正直面倒ですよね。
そこで利用したいのが「定額自動入金サービス」です。
このサービスは、本人名義の他の銀行口座から毎月一定額をじぶん銀行の普通預金口座に自動で入金出来るというサービスなんです。
毎月自動でじぶん銀行の口座へお金を移動することが出来るので、返済の負担を減らすことが可能です。
引き落とし日は6日と26日の2つから選択が可能。
注意点としては、他行の口座からじぶん銀行の口座に入金するまでに「4営業日」が必要となること。じぶん銀行カードローンの返済日を6日にしている場合、26日でないと返済に間に合わないので注意してくださいね。
明細はWEBで確認でき、郵送は一切なし!
家族にカードローンの利用がバレてしまう理由として挙げられるのが「明細書の郵送」。
じぶん銀行カードローンでは利用明細書の郵送がなく、WEB上で確認出来るスタイルなので、家族にバレてしまう可能性をぐっとへらすことが出来ます。
ATMの利用手数料が完全無料
銀行カードローンでは珍しくないところではありますが、じぶん銀行カードローンを提携ATMで利用する際、借り入れ時も返済時も利用手数料は完全無料です。
なので「手数料がかかるから多めに借りておこうかな…」と迷う必要もなく、本当に必要な金額だけを借りることが出来、さらに必要になったらその都度追加して借りる際も手数料が無料なので気軽に行えます。
申し込みから実際の契約まで、全てWEB上で完結可能
じぶん銀行カードローンの申し込みから契約まで、全てインターネット上で完結することが出来ます。
わざわざ店頭に行ったり必要書類を郵送する必要もないので非常に手軽です。
「au」ユーザーならお得な金利で借りられる
じぶん銀行はauと三菱UFJ銀行の共同出資で作られた銀行です。
なので、auユーザーであればじぶん銀行カードローンを優遇金利で借りることが出来るんです!
最大で「0.5%」金利が低くなるので、auユーザーの方がお金を借りようと考えているのであれば、じぶん銀行カードローンがお得かもしれません。
詳しい金利は次のトピックにてしっかりと解説していきますね!
じぶん銀行カードローンの貸付条件や金利を紹介
じぶん銀行カードローンの特徴を見ていただき「確かに便利そう!」「自分でも使えそうなら使ってみたい」と思われた方もいるかもしれませんね。
当然ですが、カードローン全般には「貸付条件」があり、この条件をクリアしないとお金を借りることは出来ません。
じぶん銀行カードローンの貸付条件とは?
じぶん銀行カードローンの貸付条件は、以下の3つです。
- 契約時の年齢が満20歳以上70歳未満の方
- 安定し、継続した収入のある方(自営業・パート・アルバイト可)
- 保証会社(アコム株式会社)の保証を受けられる方
特別他のカードローンと比べて特殊と言える条件はありませんので、申し込みしやすい条件と言えるでしょう。
auユーザーの方であれば「誰でもコース」と「借り換えコース」という2つのコースから選択することになります。
どちらのコースを利用する際も上記条件に加えて「au ID」の登録が必要で、毎月判定があります(途中でau IDの登録状況が無効になった場合、優遇などが受けられません)。
じぶん銀行カードローンの適用金利
続いては、適用される金利と利用限度額をチェックしてみましょう。
じぶん銀行カードローンは利用限度額は最高で800万円と、かなりの大きな額まで借り入れが可能です。
まずは通常金利、つまりauに加入していない方(あるいはauIDの登録を行わない方)に適用される金利です。
限度額 | 適用金利 |
---|---|
10万円~100万円 | 13.0%~17.5% |
110万円~200万円 | 9.0%~13.0% |
210万円~300万円 | 7.0%~9.0% |
310万円~400万円 | 6.0%~7.0% |
410万円~500万円 | 5.0%~6.0% |
510万円~600万円 | 4.5%~5.0% |
610万円~700万円 | 3.5%~4.5% |
710万円~800万円 | 2.2%~3.5% |
最高金利は17.5%となっており、銀行カードローンにしてはちょっと高めと言えるでしょう。
とはいえその幅の中で13.0%で借りられる可能性もありますので、絶対に高い…と言えないところもあります。
契約する限度額によって明確に金利の幅が決まるので、他社と比較しやすいというメリットもありますね。
そして、こちらがau利用者に適用される金利です。
「誰でもコース」というのは基本のカードローンと同様と思ってもらって構いません。
「借り換えコース」というのはその名の通り借り換えの場合のみ利用できるコースで、最低限度額は100万円となっています。
「誰でもコース」であれば一律「0.1%」、「借り換えコース」であれば一律「0.5%」の金利優遇が適用されます。
限度額 | 誰でもコース | 借り換えコース |
---|---|---|
10万円~100万円 | 12.9%~17.4% | 12.5% ※100万円のみ |
110万円~200万円 | 8.9%~12.9% | 8.5%~12.5% |
210万円~300万円 | 6.9%~8.9% | 6.5%~8.5% |
310万円~400万円 | 5.9%~6.9% | 5.5%~6.5% |
410万円~500万円 | 4.9%~5.9% | 4.5%~5.5% |
510万円~600万円 | 4.4%~4.9% | 4.0%~4.5% |
610万円~700万円 | 3.4%~4.4% | 3.0%~4.0% |
710万円~800万円 | 2.1%~3.4% | 1.7%~3.0% |
「借り換えコース」は100万円以上からのスタートとなりますが、ぐっと金利が下がるので借り換え候補としてもよさそうに感じられますね。
非常にベーシックな形!借り入れと返済について
次はじぶん銀行カードローンにおける「借り入れ」と「返済」についてご紹介していきます。
借り入れ・返済ともに非常にベーシックな形が取られていますので、この2つについて悩んでしまうことはそうないかと思います。
借り入れはATMもしくは振込の2種類
借り入れ方法は
- 提携ATMから
- 振込サービスから
の2つと、非常にベーシックな2つの方法と言えるかと思います。
ATM借り入れについては、各金融機関やコンビニなどに設置されている提携ATMにてカードを利用して借り入れが可能です。
利用できる提携ATMは
- 三菱UFJ銀行
- セブン銀行
- ローソン銀行
- Enet
- ゆうちょ銀行
の5種類となっており、その他金融機関のATMでは利用することが出来ませんのでご注意ください。
振込サービスについては、じぶん銀行の「じぶんローン取引サイト(会員ログインが必要)」及びローンセンターに電話をすることで指定した金融機関の口座に振込をしてくれるサービスです。
振込のタイミングは「申込み受付当日、または翌金融機関営業日(じぶん銀行の普通預金口座の場合は当日あるいは翌日)」となっており、他社に比べると振込のタイミングは遅めと言えます。
実際「お急ぎのお客様は提携ATMをご利用ください」とホームページにも記載されており、即時の借り入れには不向きという形をとっています。
その他、手数料など2つの方法の違いなどについてまとめました。
ATM借り入れ | 振込借り入れ | |
手数料 | 完全無料 | 無料(通信料は負担) |
借入単位 | 1,000円 | 10,000円 |
受付時間 | 原則24時間365日 (システムメンテナンスのため 毎週月曜:1時~5時 毎月第2土曜:21時~翌7時は除く) |
取引サイト:原則24時間365日 ローンセンター: 平日9時~20時、土日祝9時~17時 |
返済方法は2つ。楽なのは口座引き落とし
じぶん銀行カードローンの返済方法は
- ATMでの返済
- 口座引き落としでの返済
の2種類です。
他に銀行振り込みでも返済が可能な旨はホームページに記載されているのですが、「よくある質問」には上記2種類との記載があることと、返済方法としてはあまり向いていないことを鑑みて2種類としました。
まずはATMでの返済です。これは借り入れと同様、下記の5種類の提携ATMを利用して返済するという方法です。
- 三菱UFJ銀行
- セブン銀行
- ローソン銀行
- Enet
- ゆうちょ銀行
カードを挿入して現金をATMに対して払い入れることで返済が完了します。
もう1つの口座引落しでの返済ですが、これは「じぶん銀行」の普通預金口座を保有している必要があります。
よって「じぶん銀行カードローンは利用したいけど口座は要らない」という方はこの方法を利用することは出来ません。
ただ、返済方法としては毎回ATMに行くよりは口座引落しの方がずっと楽なので、最初のトピックにて紹介しました「定額自動入金サービス」を利用して毎月の返済を自動化することをオススメしたいですね。
この2つの返済方法は他にも細かく違いがありますので、そちらも表にまとめてみましょう。
ATM返済 | 引き落とし | |
手数料 | 完全無料 | 無料 |
借入単位 | 1,000円 (硬貨対応ATMなら1円単位) |
約定返済額以上1円単位 |
受付時間 | 原則24時間365日 (システムメンテナンスのため 毎週月曜:1時~5時 毎月第2土曜:21時~翌7時は除く) |
自動引落なので関係なし |
返済日 | 35日ごとまたは期日返済 | 期日返済のみ |
知っておきたい「35日ごと返済」と「期日返済」の違い
上記の表の最後の項目に「返済日」があり、ATM返済であれば「35日ごと返済」と「期日返済」が選べ、口座引落しですと「期日返済」しか選べないことがおわかりいただけるかと思います。
この2つの返済サイクルの違いについてはもう少し詳しく説明します。
まず「35日ごと返済」ですが、これは最初の借入日から35日後が1回目の返済期日となります。
例えば8月1日が最初の借入日だった場合、35日後の9月5日が返済期日となり、9月5日までであればいつ返済しても構いません。
ポイントとなるのは「返済日の35日後が次の返済期日」となるところです。
例えば最初の返済を8月15日(借入日から14日後)に行った場合、8月15日から35日後の9月19日が2回目の返済期日になりますが、8月25日(借入日から24日後)に行った場合はそこから25日後の9月29日が2回目の返済期日になるんです。
ある程度返済日を自分で調整出来るものの、「余裕が出来たから!」とすぐに返済していると思ったよりも返済ペースが早くなる可能性があります。
一方、「期日返済」は自分で指定した日が必ず返済期日となります。例えば毎月「20日」を返済日と定めた場合、4月20日、5月20日…と毎月20日が返済期日になります。
しかし返済タイミングは35日ごと返済と比べて大幅に変わります。
期日返済の場合、返済期日の15日前と後で、返済の扱いが変わるからです。
例えば返済期日を毎月20日としている場合、その15日前である6日より前に返済を行った場合、それは前回の返済にプラスした追加返済とみなされてしまいます。
逆に言えば、その月の返済として扱ってほしいのであれば「6日~20日」の期間に返済しなければならないというわけですね。
返済額は金利によって変動。最低1,000円から!
毎月の返済額(約定返済額)は借入残高と適用される金利によって以下の表のように変わります。
借入残高が10万円以下で、借り入れ金利が9%以下であれば毎月1,000円からの返済でOK!
とはいえ、返済額が少なければ負担こそ少ないものの返済期間はその分長くなってしまいますので、計画的な返済を心がけたいですね。
借入残高 | 借入金利 9%以下 |
借入金利 13%以下 |
借入金利 13%超 |
---|---|---|---|
10万円以下 | 1,000円 | 1,500円 | 2,000円 |
10万円超~ 20万円以下 |
2,000円 | 3,000円 | 4,000円 |
20万円超~ 30万円以下 |
3,000円 | 4,500円 | 6,000円 |
30万円超 借入残高が+ 10万円ごと |
1,000円追加 | 1,500円追加 | 2,000円追加 |
申し込みは4ステップ!必要書類やその手順は?
最後は、「じぶん銀行カードローン」の審査に必要な書類や、申し込みから利用までの流れを簡単にですが説明していきます。
申し込みから利用まではたったの4ステップで、しかも自分が行うことで難しいことはないので、初めてカードローンを利用する方でも安心ですよ!
申し込みの際に必要な書類
じぶん銀行カードローンにおいて、提出が必要な書類は以下のように、利用限度額によって変わります。
利用限度額が50万円以下 | 本人確認書類 |
---|---|
利用限度額が50万円を超える | 本人確認書類および収入証明書類 |
他社の借り入れは一切関係なく、じぶん銀行カードローンにおける限度額によって変わると思ってくださいね。
本人確認書類として、以下から1点のコピーを提出しましょう。
- 運転免許証(運転経歴証明書も可)
- 各種健康保険証
- パスポート(日本国発行のみ)
- 個人番号カード
- 住民基本台帳カード(顔写真付きで共通ロゴマーク、QRコード付きのもの)
外国籍の方が申し込む場合は、上記の書類1点に加えて「在留カード」または「特別永住者証明書」のいずれかのコピーも提出してください。
収入証明書類として提出が可能なのは
- 源泉徴収票(前年度分)
- 住民税決定通知書(前年度分)
- 地方公共団体が発行する所得証明書(課税証明書)
の3点となります。この書類が用意出来ない!という方は、最新1ヶ月分の給与明細でもOKです。
また、個人事業主の方が申し込む場合は確定申告書(税務署受付印のあるもの)のコピーが望ましいです。
書類の提出方法
これら書類の提出方法は
- スマートフォン・パソコン
- 郵送
- FAX
の3つから選ぶことが出来ます。
スマートフォン・パソコンの場合は申込み完了後、専用のページからアップロードを行うことで提出が出来ます。
スマホで写真を撮影してアップロードするだけなので一番簡単な方法だといえ、個人的にもオススメです。
郵送はそのままで、コピー及び返信用封筒(ホームページからダウンロード出来ます)を同封して提出します。
郵送はどうしても時間がかかってしまうので、個人的にはオススメしない方法です。
FAXはインターネットでのアップロードがうまく出来ない、苦手という方にオススメの方法です。
まずは必要書類を拡大コピー(薄め・200%を推奨)をし、書類の余白に携帯電話の番号を記載してFAX送信を行いましょう。
ステップ1:申し込み
申し込み方法はインターネット(パソコン・スマートフォンなど)のみで、電話や郵送での受付はしていません。
「じぶん銀行」のホームページから簡単に申し込むことが出来ますよ。
申込み完了後、書類の提出を行います。
また、じぶん銀行カードローンでは在籍確認のため、個人名で勤務先に電話をします。
在籍確認の対応時間は平日9時から20時、土日・祝休日は9時から17時となっています。
ステップ2:審査結果の連絡
申し込みが確認され次第、審査に入ります。
じぶん銀行カードローンは消費者金融カードローンではないため、その日のうちに審査が完了することはありません。
混み具合などにもよりますが、2~3日はかかると思っておいた方がいいでしょう。
審査結果はEメールあるいは電話の希望する方法にて行われます。
審査の結果、可決していれば次のステップ3へ進みます。
ステップ3:契約
ステップ2の結果通知の際に契約内容も伝達されます。
その条件で問題がなければ契約となり、じぶん銀行カードローンが利用できるようになります!
ステップ4:借り入れ
できれば早くお金を借りたい!という場合は、契約手続き完了後すぐに振り込み融資をしてもらうことが出来ます。
メールにて契約している場合などは電話をすればOKです。
ただし受け付ける時間によっては振込融資が実行されるタイミングが遅くなることもありますのでご注意を!
カードは契約完了後、だいたい1週間程度で手元に届きます。
カードが届き次第、ATMでも借り入れ及び返済が可能になります。
auユーザーならとってもお得!初めての借り入れにもオススメ
auユーザーであれば金利優遇を受けることが出来、お得にお金を借りることが出来るのでオススメのカードローンです。
利便性の面で言えば、すぐにお金を借りることが出来なかったり、振込キャッシングが弱いなど他社に負けているな…と思える部分もないわけではありません。
しかし全てが非常にベーシックにまとまっていて、初めてカードローンを利用する方でもわかりやすいシンプルさがあります。
ネット銀行なこともあり、明細書はWEB上だけで郵送されないなど利用者にとって細やかな嬉しいサービスがある点も魅力です。
銀行カードローンもたくさんありますが、借り換えを考えている方やシンプルな内容のカードローンを利用したいという方は、一度チェックしてみてはいかがでしょうか?